倉敷・尾道・広島旅日記（1/12～1/15) その３

この旅行3日目である。
今日はいよいよ対岸の多々ある島に行ってみようと思った。
とはいえやはり寺、美術館は見たいなあと思うと、耕三寺のある生口島に行くことにした。
フェリーに乗り40分ほどか。しかし乗っているときアッと思った。
学生時代に今の家内と二人で旅行したときある寺に行ったことを思い出した。大三島とどこか行ったなあとは思っていたが、耕三寺だったのだ。
でも引き返すわけにも行かず（というのも、何か奇妙な宗教的な寺だったような印象があったからだ。）そのまま瀬戸の海を眺めていた。
着いてすぐ国宝の三重塔がある向上寺から入る。ちょっとうらぶれた寺だが、案の定誰もいない。小さな寺だがいい雰囲気。と、思っていたら若い女性の人と出会った。やはり観光コースではあるんですね。
そこから耕三寺に行く。
この寺は全国から有名な寺を模倣して作った寺がいっぱいあります。
日光の陽明門から法隆寺の夢殿まであらゆる全国の名刹が一挙並んでいます。
いわゆるコピーなんですね。それが気持ち悪かったんでしょうね。
初めて見た未来心の丘は大理石で出来た彫刻の建築物みたいで結構面白かった。
そこに洒落た感じのイタリア料理屋があったので、そこで休憩する。
ピザとビールと昨日に引き続きデザートをたっぷり食べる。
うーん、いい眺めだ。レストランから瀬戸の海が見える。
午後は平山郁夫美術館がこの島にあったので行く。この島出身なんですね。ゆったりとしたいい美術館だ。
彼は中学生のときに被爆をしており、そのため広島には長らく戻らなかったという。
3時過ぎにはフェリー乗り場に戻り尾道に出る。
そこからＪＲで広島に行く。着いたのは午後6時過ぎ。駅前のビジネスホテルに泊まる。明日は広島観光。とはいうものの広島には仕事で何回も来ている。
ただ観光はあまりしていない。今晩はゆっくり休もう。