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梅田・難波映画日記(2/22~2/23)

2010-02-26 10:33:28 | 書きとめ日記
いつも地下鉄(急ぐ時はJRを乗り継いで)で梅田に出ていたが、バスなるものを乗ってみようと、バス停に立つ。1時間ぐらいはかかるのかなあと思っていたが、道路はそれほど混んでなく、梅田には40分ぐらいで着く。終点の手前の停留所で降りるとそこは梅田ピカデリーに近い。こんな手もあったのだと、チケットを買う。

アルモドバルの「抱擁のかけら」。チケット売り場でいつも「空いているところを希望」と言っているのだが、窓口嬢は「どこも空いています。」と答える。何か、見る気をそがれるような、、。
映画は客席同様余裕の語り口。円熟したアルモドバルの演出ぶりが堪能できる。それにしても輝くようなペネロペ・クルスの美貌。今が絶頂か。

テアトル梅田で午後イチのチケットを買う。目当ては「ボーイズ・オン・ザ・ラン」。パスしようかなあと思ったが、映画仲間の吾人が5点をつけている。見ないわけにはいかない。
さて、席を確保して、昼食へ。茶屋町はマックなどは目につくが、あまり食べるところがない。(店舗数が少ないと思う。)いつも行っていたにぎわう定食屋は何故か蕎麦屋に模様替えをしているところだった。阪急梅田駅の方に歩いていく。

食堂街のようなところで迷っていたら、(今は減量中なので何でもというわけにはいかない。)ぼてじゅうを見つける。カウンターだけの店で、手軽。お好み焼きを久しぶりに食べる。チェーン店なので、どこで食べても同じ味だ。客は意外と少ない。

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」。どんな映画かも知らないで見たが、ガチャポンの営業マンの日常生活を炙った映画だ。当然若い青年だから、セックスが中心の話になるが、いわゆるモテナイ族に入っているのだろう、女の子とうまくいかない。ちまちました話だが、リアリティがある。通常映画では美男美女が出てくるような映画も今でも全盛だが、この青年は見事にその逆である。恋敵が松田龍平でいかにも気の毒である。でもだからこそ切実で等身大の青春映画を見ることができる。たまにはこんな映画もいいよ。

映画館を出ると即日常に戻る。通る人たち。喧騒。これが嫌なんだなあ。そのギャップ。現実に目を瞑り帰路へ。
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1 コメント

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ボーイズ~ (けにろん)
2010-02-26 23:35:47
どうも。
去年に続いて相変わらず何見ても面白く感じてしまいます。
多分、現実生活が苦しいからでしょう。
それは、さておき、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のコメント。全く同意です。
あれが、「頑張れよ」とか言って、かっこよく別れたんでは在り来たりでして、あの、ずい…ずいいーと止むに止まれぬ衝動で電車の中に押し倒した瞬間、まあ4点くらいかな…と思ってた俺の計測器がMAXに振れてしまいました。
「パレード」も、同じように最後で評価激変したんですが、あっちはダメでしたか。
では。
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