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初めての振替乗車券(4月17日)

2016-04-17 21:53:29 | 書きとめ日記

JRを利用して京橋から塚口へ行く予定だった。演劇を見るため家を早めに出たつもりだが、京橋駅を2つ、3つ過ぎた辺りで車内放送がある。最初これがよく聞こえず、なんかの事故かなあと思っていた。こういう時はだいたい早まって事を進めるとかえって大変で、時間がかかるときが多いというのが僕の経験値である。(今までは振替しないでじっと待つのが正解だった)

原因は架線支障の影響(付着物)で取り除く作業をするらしい。最初じっと待っていたが、説明によると午後1時から作業を進める予定だという。今は12時45分。日本国にしては、なんだかのんびりしている雰囲気の放送だ。演劇は午後2時からである。何もなければ30分で当地に行けるのにどうしたもんだかと考える。

どうもいつになるのか分からない状況だったので、一つ前の北新地駅まで戻り、そこから歩いて梅田駅に行き、阪急線で塚口まで行くことに決める。北新地駅を出るとき、世にいう振替乗車という行為は何を隠そう僕にとっては初めてのことで、いろいろ説明を受けるが、要するにJRでは改札を通さずにそのまま阪急の駅で説明をしてくださいとのことである。振替乗車券なるものを初めてもらう。

そこから歩く。のんびり歩いている人が急にうらやましく見える。速足だ。結構気温も高い。暑い。せわしい。

阪急梅田駅に着く。もう午後1時になっている。駅員に告げる。何かSUICAを機械に通したが何をしているのか分からず。SUICAと振替乗車券を降りる時に渡せという。

日曜なので急行はなく、各駅停車しかない。梅田から塚口まで5駅だ。意外と近い。午後1時12分ごろ発車。午後1時25分ごろ塚口に着く。駅員にSUIKAと振替乗車券を見せる。SUICAをまた何か機械に通す。何をしてるんでしょうなあ、、。ピッコロシアターまでの行く地図ももらう。意外と親切だ。出口は南口なので(ここは北口)そこで改札口を開けておきますとのこと。

南口に行くと駅員はいない無人改札所だった。近い改札を通ろうとすると当たり前に通せんぼ状態になる。駅員はいない。焦る。無人連絡窓で改札が開いていないと告げる(これを使うのも初めて)。あなたの今いるすぐ左側で開けていますとのこと。恐る恐る改札を通ると何と通ることができた。

地図通りに行ったつもりがなかなかピッコロシアターが見えない。まだ4月なのに夏のような太陽が熱い。そこらを歩いている人に方向を聞く。かなり行き過ぎたようで大分戻ることになる。そのときもう午後1時40分。全然余裕なし。歩いてもピッコロが見えてこない。暑い。でもそのとき同じくピッコロを目指している若者に気づく。後をつける。

5分後、ピッコロに着く。もう観客はぞろぞろ入場している。でもいいや。とにかく間に合った! チケットを求めると整理番号付きのチケットで(自由席)、若い番号だった。即館内に入ると何と最前列に座ることができた。汗だくなれど、ラッキーだ。意外とついてる。

2時間の劇鑑賞後、歩いて5分のJR塚口駅で振替乗車券とSUICAを渡す。どうやら乗車券(SUICA)と振替乗車券は最初から最後までセットのようだ。ここで駅員はSUICAに正規の料金を入力する。ということはこういう場合でも料金はJRに入り、阪急はただJRの客を乗せるということなんだ。(まあ、反対の場合もあるのでお互い様なのかもしれない) それとも後で阪急はJRに請求するのかね?

この年まで生きてきて振替乗車をするのも初めてというのもなんだかねえ、、。でももうやりたくないですね。特に時間が迫っている場合は、心臓に良くないです。

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