31日から始まったこの舞台、今日が千秋楽でした。
出演は池上翔馬さん・伊藤友樹さん・東虎之丞さん・矢部亮さん・梨澤慧以子さん・阿部よしつぐさんです。
ストーリーは日本神話のスサノオノミコトの話。広大な話だよね。
スサノオ(池上さん)が高天原に行って暴れる。それをたしなめるフツシ(よしつぐさん)、でも、スサノオはあまりに幼すぎて、そんな忠告には耳をかさない。とりあえず、スサノオを洞窟に隠すのだけど、追ってきた民にみつかってしまう。ちょうどその時に、スサノオの姉であるアマテラスが怒って岩戸に隠れてしまい、6人が洞窟に閉じ込められてしまう。
6人が閉鎖された空間でいろいろな思いを感じる。イザナミやアマテラスの魂が、「言伝え」と言われる「いたこ」のような存在におりてくる。
人は何のために生まれて、生きているのかと言うのが大きなテーマになっているように思います。
結局、ラストにはヤマタノオロチ退治へ出発するところに、つながっていくわけです。
ストーリーを書くのが、難しいです。
とっても、重いテーマのように思いますが、笑いもたくさんあり、楽しめる舞台でした。出演者は6人、それぞれの役がしっかり表現されていて分かりやすかったです。
『人は何故生まれ、生かされているのか・・・・』これは、永遠のテーマですよね。