藤山直美さんと香川照之さんの舞台、「妻をめとらば」を観に行ってきました。久しぶりの明治座です。今日は2階の最前列だったので、とても観やすかったです。
太川陽介さん・山田純大さん・山本未来さん・岩崎ひろみさん・岡本健一さん・松金よね子さん達も出演されています。
与謝野鉄幹と晶子の話です。石川啄木(岡本さん)、北原白秋(太川さん)など、名前をしっている方がたくさん出てきます。
直美さんは相変わらずの面白さ。本当に「間」の取り方が、見事な人だと思います。
今日は前楽と言う事もあり、アドリブの連続だったように感じました。直美さんの舞台では、よくあることですが、役者さんが直美さんの芝居で笑ってしまうんですね。直美さんもそれを分かっているので、わざと役者さんをいじったり、予想もしないアドリブを言ったりするんです。演技が続かなくなるほど、笑ってしまうんですよね。
でも、当然ですが芝居の筋はちゃんと、通します。繰り返し稽古をした中で、出来るアドリブなのでしょうね。
「奥さん、笑いすぎやで・・・」「笑うか寝るかどちらかにしなさい」などのセリフは、絶対直美さんのアドリブだと思います。客席はこのセリフを聞いて、一層盛り上がるのです。
与謝野鉄幹・晶子夫妻は、子だくさんなのですね。12人だか13人の子供に恵まれます。
舞台では、8人の子供がでます。この子達が可愛いのですよ。双子が2組いたり、最年少は2歳児ぐらいかな?セリフは「は~~~い!」ぐらいなんですが、動くだけで会場から笑いがでていました。
直美さんの舞台は、日本人の優しさを教えてくれる舞台だと思います。