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ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

ロマンス

2007-09-02 21:54:23 | 観劇

ロマンスこまつ座とシスカンパニーの公演『ロマンス』を観てきました。

出演は大竹しのぶさん・松たか子さん・段田安則さん・生瀬勝久さん・井上芳雄さん・木場勝己さん。

ねっ!舞台好きにはたまらないキャストでしょ!

ストーリーは、あの「桜の園」「かもめ」「三人姉妹」などを書いたチェーホフの物語。と言っても、私はチェーホフの作品は観た事ないんです。芝居好きと言いながらね~~~

チェーホフに限らず、外国作品の芝居は、なじめないイメージがあって、足が向かなかったのですが、今日の舞台を観たらちょっと変わりました。

もしかすると、温かい作品なのかもしれない。「笑い」と言う部分も大切にした人みたい。笑いも幅広いけど、どんな笑いを追及したかったんだろう・・・(こんな事、芝居好きの人が読んだら、チェーホフも知らないの?って呆れちゃうかもね)

でも、チェーホフに興味を持ちました。

この舞台、出演者6人だけで進みます。6人が色々な役を演じるのです。チェーホフの少年期は井上さん、青年期は生瀬さん、壮年期は段田さん、晩年期は木場さんが演じます。大竹さんはチェーホフの妻、松さんはチェーホフの妹です。その他、老婆やトルストイなど、色々な役を演じ分けてました。

所々に笑いもふんだんに取り入れられて、観やすく分かりやすい舞台でした。こまつ座は音楽劇なので、歌も入りちょっとだけミュージカルぽいのです。

2列前に作者である、井上ひさしさんがいらっしゃいました。たくさん拍手されてましたよ。

終演後、緊張しつつもサインをお願いすると、とても丁寧に対応してくださいました。そのサインがこの画像です。

そして、お話も少しだけしました。なんと井上さんから、話かけられて・・・以下その会話です。

<井上>「皆さんは、どなたのファンですか?」

<私達>「えっ!・・・皆さんです」(このキャスト、誰か1人って選べないですよね~~)

<井上>「皆さん、芝居好きの方なのですね」

<私達>「はい!こまつ座も拝見しています」

<井上>微笑ながら「そういう方達に支えられて、私達も生活できるんです。これからも一生懸命やりますよ」

こんな会話だったと思うけど・・・・

井上ひさしさん、とっても気さくな方で感激してしまいました。良い舞台だったな~~。

コメント
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