新橋演舞場で『わらしべ夫婦双六(すごろく)旅』を観て来ました。
出演は中村勘三郎さん・藤山直美さん・余貴美子さん・上島竜兵さん・新谷真弓さん・井之上隆志さん・三鴨絵里子さん他です。
勘三郎さんと直美さん、息ぴったりです。どちらかが何をやっても、受け止めますって感じです。
大正時代の大店の主人(勘三郎さん)とその妻おいち(直美さん)と、ばくち好きの質屋の主人(上島さん)とその妻さちえ(余さん)を中心とした物語。
笑いは満載!!昨日の舞台も面白かったけど、今日も面白い!でも、笑いが違うのよね。直美さんならではの笑いなんだわ~~~昨日とは違う。笑いにもいろいろあるのね~~~と改めて感じました。
直美さんの舞台はアドリブが多いのだけど・・・と言うか、舞台上で共演者にちょっとイタズラ?ぽい事をしているのでは?と思います。で、予期せぬ事で、役者さんが笑っちゃったりするから・・・。
今日は、勘三郎さんが上島さんに「なんか芸をやって~~」と催促。上島さんちょっと考えて「お願いします。台本どおりにしてください」って・・・・
でも、どうにかやったの・・・そのあわてぶりが、おかしくてね。アドリブだったのかな~~勘三郎さんがとっても楽しそうだった。でも、なぜかその後、勘三郎さんがしどろもどろになって・・・それも面白かったなぁ~~
社会風刺的な事もちょっとあって、たとえば『中国産?』とか、ささやき記者会見みたいなのがあったり・・・・すぐにそういうの取り入れるんだろうな。
出演者の新谷真弓さん、アンナ・カレーニナで観て可愛い方だなって思ったのだけど、今日も勘三郎さんの妹役ではじけていました。この方、文章も面白いらしい・・・
もうひとり、観た事あるけど誰だっけ?と思ったら、三鴨絵里子さんだった。この方は、最悪な人生のためのガイドブックで観て、気になる人だったのよ。声に特徴があって、今日もこの声知っている~~と、思ったけど、すぐに思い出せなきゃダメよね。
画像は、劇場で購入した『吉野饅頭』。小腹がすいた時に、小さくて食べやすかったです。