ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

久しぶり

2009-11-14 23:46:50 | 観劇

とても久しぶりに『レ・ミゼラブル』を観劇してきました。

観劇はいろいろしていますが、その中でも『レ・ミゼラブル』は一番数多く観劇している舞台のひとつです。

高校生の時に、劇団四季の舞台を観劇して「すごいっ!」と思ったのですが、その後ちょっと間があき、再び感動したのがこの『レ・ミゼラブル』の初演でした。

阿部よしつぐさん出演の時が一番ピークで、今回がほんとに久しぶり~~~。

『AKURO』を観劇した時に、神田沙也加さんのコゼットがどうしても観たくなりチケットを取りました。だから、今日は沙也加さんねらいだったわけです。沙也加さん可愛いですよね。コゼットの高音・・・・ちょっと弱いかなって感じもしたけどね。

キャストは、別所哲也さん・山崎直子さん・今拓哉さん・安崎求さん・原田優一さん・坂本真綾さん・山崎育三郎さん・森公美子さん達です。

別所さんは心理描写が細かいというか、丁寧だなぁ~~と思いました。司教様からもらったあの燭台を、ラストで愛おしそうに掲げた時は泣けてきたよ。

山崎さん・・・声が小さいかな?とも感じたけど、コゼットを思う気持ちがすごく感じられました。病院のシーンや、ラストでバルジャンを導くシーンは良かったな。そういえば、ラストのシーンエポニーヌとファンテーヌがバルジャンを見つめる形だったはず・・・ちょっと演出が変わりましたよね。

変わったといえば、ガブローシュの銃弾を取りに行くシーン。歌がまた変わりましたね。前回は石ころでも・・・とか、小さくても・・・みたいな歌詞だと思ったけど、今回は数え歌のようになっていました。私は一番最初のが好きです。戻してくれないかな~~。

今さんのジャベール好きですよ。回を重ねることに凄みが増しているように感じます。

安崎さんのテナルディエは初見です。この方、その昔マリウスでしたよね。成長するとテナルディエなんだ・・・・←違う、違う(笑)おちゃらけたところがない、最後まで怖いテナルディエでした。

原田さん・・・全然関係ないことだけど、ちょっと太られてしまったかしら?(笑)

山崎さん・・・何度かマリウスを観ています。コゼットに会いにいくのにフェンスを乗り越える身軽さにちょっと驚きました。軽やか~~~。

カーテンコールでどんなに遠く離れていても、戻るときには必ず山崎さんがコゼット沙也加さんをエスコートするのが印象的でした。やっぱり~~~?ってちょっと思っちゃったよ。

モリクミさんは相変わらず楽しい!

レミゼは皆が主人公なんだな~~と、つくづく思う舞台です。バルジャン、ジャベール、コゼット、マリウス、エポニーヌ、アンジョルラス、ファンテーヌ、テナルディエ・・・・・。生きていくことを考えさせられる・・・本当によい作品だと思います。

アンサンブルで印象深いのはグランテール。今日は伊藤俊彦さんでした。伊藤さんのグランテールも好きです。

あのバリケードのシーンで、学生の中で『死んではいけない』と一番言いたかったのはグランテールではないかと思うんです。死ぬ事に意味があるのかって、投げかけてますよね。そんな気持ちを分かっているのもアンジョルラスで、だから最後に二人が見つめあうシーンは悲しいのです。

ガブローシュに毛布をかけてあげるグランテール。ガブローシュが亡くなった時の悲しみ、そしてその瞬間にある意味、覚悟をしたのではないかと・・・・・悲しいですよね。

レミゼの事になると長くなってしまいます。

コメント (6)
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