ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

3連チャン・・・ラスト

2009-11-29 23:03:01 | 観劇

『12人の怒れる男』を観てきました。

出演は中井貴一さん・西岡徳馬さん・辻萬長さん・筒井道隆さん・品川徹さん・斉藤洋介さん・田中要次さん・柳憂怜さん達です。

舞台だけでなく映画もあるので(たしか・・・あったよね)、ストーリーを知っている方も多いと思います。

父親殺しの罪で一人の少年が裁かれようとしているのですが、その陪審員12人の話。陪審員制度が始まったから、身近に感じてしまいます。

審議が終わって、12人の話し合いが始まるのだけど、当然ながらいろいろな人がいるわけです。さっさと終わらせて、帰りたいとかね・・・・。

そんな中で中井さん演じる陪審員8号が、些細な疑問点を何度も投げかけていくんです。もちろん、中井さんは無罪を主張。初めは、中井さんだけだったのだけど、だんだん無罪と考える人が多くなる。最後まで有罪を主張するのは陪審員3号の西岡徳馬さん。

こうやって書くと、すっごく難しそうな芝居に感じるけど、笑いももちろんあります。柳さんの陪審員2号が面白かった~~本人はいたって真面目なのだけど、その間がいいのね。冗談を言っているわけでないのに、笑いがおこります。

だんだん無罪を主張する人が多くなり、謎がどんどん大きくなり解明されていくわけです。

確かに人の一生が決まるんだから、責任の思い仕事?だよね。もし、自分が選ばれたら・・・・と思うと、想像しにくいけど、怖くなってきました。

舞台の作りも面白くて、シアターコクーンの前方客席をいくつかつぶして、舞台が前へ出ています。客席も使用しながら、大きな大きな机を前に、ずっと討論です。役者さんが本当にすぐ目の前です。

12人の陪審員の存在がとってもよく分かる舞台。品川徹さん・辻萬長さん、渋いです。

重い内容だとは思うけど、もう一度観たい舞台でした。何度も舞台になっている理由が分かる気がします。

好きな舞台3連チャン、どれも面白くて今回は3回ともパンフレットを購入してしまった。パンフもたまってきて、すごいんだ~~どうにかしなくっちゃ。

コメント (2)
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