ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇その30(ダディ・ロング・レッグズ)

2012-09-15 23:35:55 | 観劇

『足ながおじさん』を観てきました。

出演は井上芳雄さんと坂本真綾さんの2人だけです。他の出演者は誰だろう?って直前まで思っていたのですが、なんと2人芝居でした。

手紙を朗読する形で物語が進みます。

ジャーヴィスの井上芳雄さんが、孤児であるジルーシャの坂本真綾さんを大学に行かせるために援助するのですが、条件として9か条の約束があります。

その中の一つが、手紙を書くこと。ジャーヴィスはその手紙を読んでいくうちに、だんだんとジルーシャに惹かれていくのですね。

でも、本当のことがなかなか話せない・・・・・その間、違う男性と出会う事もあり、そうなると気になって気になって仕方がない。秘書のふりをして手紙を書き、出かけることを阻止したりして・・・・そんなやりとりが面白い。

ジルーシャは、援助してくれる人は絶対に老人だと思い込み、禿げているのか、白髪なのかなど手紙に書いてくる。

ジャーヴィスの思いが止まる事無く、直接会いに行ったりもする。でも、自分が援助している本人とは言えないまま過ごし、真実がなおさらこんがらがってしまう。

ラストはもちろんハッピーエンドなのだけど、真実が分かった瞬間、ジルーシャが『あなたが秘書だったの?』って聞く場面は大爆笑。そして『手紙を勝手に読んだのね』と言うものだから、思わず・・・・だから~~と言いたくなりました。

セットが大きく変わることもなく、舞台上に置いてあるいくつかのスーツケースが椅子や机、ベッドや山に見立てたりします。そして、スーツケースの中からは、衣装や小道具も出てきます。

セットが変わらないという事は、出演者2人ずっと出ているわけで、目を離せず集中して観ることができました。

坂本さんセリフも聞きやすく、声もとってもかわいいです。2人とも歌がうまく、居心地の良い舞台でした。

コメント (4)
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