ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書22(魂手形)

2024-08-30 12:17:48 | 読書
宮部みゆきさんの三島屋変調百物語シリーズ七之続、『魂手形』です。

第一話、火焔太鼓
 とある城下町、不思議な力で火災を制する。その不思議な力とは?
ラストは切ない物語でした。

第二話、一途の念
 団子売りの娘が語る、母の一途な物語。
一途なだけあり、理不尽にもこらえて生き、子どもを育て、幸せに終わるかと思ったら、これも悲しいお話。残された子ども達に幸あれと思う。

第三話、魂手形
 おばけが出てくる。夜読んでいると、後ろを振り向けなくなるし、夜中にふと思い出すと怖くなる。でも、このおばけにはおばけになる理由があって、そのおばけのための復讐劇。おばけが無事に成仏できて良かった。

このシリーズ、やめられません。
怖いけど、次を早く読みたくなる。
今回はラストに聞き役の富次郎に、不穏な出来事があるかもっていうところで終わります。
悪いこと、起きないと良いけれど…。

コメント
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