午前中に歯医者さんに行き、午後からは『ヴェニスの商人』を観てきました。原作も読んだ事がなく、物語もこんな感じ?ぐらいで初観劇です。でも、面白かった~~~あちこちに笑いが散りばめられており、3時間10分(休憩含む)楽しみました。
もっと堅苦しくて、難しい話だと思い込んだのですが、そんな事はなくて嬉しくなりました。
バーサニオ(藤原竜也さん)のために借金をするアントーニオ(西岡徳馬さん)。お金を貸すシャイロック(市村正親さん)は、借金の担保にアントーニオの肉1ポンドを要求する。返済出来るはずだったのに、トラブルが色々あり、期限に間に合わない。色々が重なり、シャイロックは約束通り、アントーニオの肉1ポンドを要求。それについて法廷で争うのだけど、そこであの有名な血を1滴も流さず、きっかり1ポンド切り取るっていう場面になるんだな~~~。
バーサニオが焦がれる相手ポーシャ(寺島しのぶさん)と、その侍女ネリッサ(佐藤仁美さん)。この二人がとっても楽しかった。寺島さんは初めて拝見したのだけど、セリフも分かりやすいし、バーサニオに恋をするところとか・・・生き生きしていて良かったな~~~
バーサニオの藤原さん、3枚目の部分が面白かった。こんなはずではなかった~~~と「あ~~~あ~~!」と嘆くシーンが何度かあるのだけど、とにかく面白くて大笑いです。それと、いろんな役に変身するのだけど、これがまるで別人。みごとな、3枚目というか・・・えっ!って感じで、客席は大爆笑でした。
結末は、市村さん以外は皆、幸せになるんだよね~~~~。1幕の後半から感じたけど、市村さん演じるシャイロックはなんか気の毒でね~~~娘にも出て行かれて、お金もなくなり1人なんだよね~~~とっても、悲しそうで切なかったな~~。
でも、カーテンコールではお茶目な市村さんで登場。客席にたくさん手をふり、失礼かもしれないけど、可愛い方ですね。
画像は、ストラップ。劇中でも使われていましたが、ポーシャの寺島さんから、バサーニオの藤原さんに送られた指輪と同じデザインの物がぶら下がっています。
この指輪を巡っての騒動がまた、面白いんだけどね。
我が家はストラップがいっぱいあるんだけど、ピンク色が可愛くて、つい購入。こうやって、ストラップがうじゃうじゃと増えていくわけです(>_<)