東豊書店:代々木の魔窟

2006-01-28 23:30:38 | 本関係
新宿で買い物を済ませた後、一人が6時から用事があるために時間を潰すということで、それに同行することにした。何でも、代々木にある東豊書店という店に行くそうなのだが、そこは魔窟のようなところらしいので。

JR代々木駅の西口から出て右手に歩くと、何やら不吉な建物が…これかー!!という武神の声とともに入ると、非常に危険な香りがする内装。昭和40年代のビルデスカ?そして階段を上がる途中にある新宿の大火を戒めるポスター。でもその近くの配電盤のコードはメチャメチャ。ちょっと火花が散ったら出火間違いなしだなコレw

さて、入り口に辿りつくと、いきなり本が山積み。やってるかどうかも怪しい雰囲気だったが、中に入るとこんなんなってました(画像参照)。古本屋とかけっこう周ったがココまでスゲーのは初めてだYO!本を取るには上から一々下に置いていかなければならなかったり、上のみなど不揃いのものも多く、色々と不便というかwとはいえ同行の人たちは『水経注』やら『洛陽~』を買うなど収穫はあった様子。まあ俺としてはこんな亜空間な店を知っただけで充分だったがwとりあえずこんな在庫状況でよく運営していけてるなあと不思議に思いながら、書店を後にしたのだった。
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3 コメント

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本を引っこ抜いてみよう (バイシ)
2006-01-29 01:38:47
こんばんは



東豊書店行かれましたか。まあ、確かにちょっと怖い店ですね。でも、手前にある本を、本の塔を壊さないようにどけると、奥には既に他店では手に入らない絶版の本があるんだそうです。(私は先生から聞きました。私自身は見つけたことはないんですが・・・)見る人が見ると宝の山なんでしょう。



同じく中国書を扱う東方書店(業界最大手で、私は中国書の大半はここで買います。)と日本語だと発音が同じですが、店の感じが全然違いますよね。(だから仲間内で話す時は区別するために、東豊のほうは「トンフォン」、東方のほうは「トンファン」と中国語読みして区別しています。)
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追加 (バイシ)
2006-01-29 01:47:15
あ、一緒に行かれた方は中国の地理の研究者のかたなんですかね?「水経注」は河道の本ですし、「洛陽」のほうは、多分「洛陽伽藍記」のことでしょう。どちらも中国古代(中世)地理研究の基礎文献ですから。



連続コメント失礼しました。
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Unknown (ボゲードン)
2006-01-31 01:31:41
バイシさんこんばんわ。



>本の塔を壊さないようにどけると、奥には既に他店では手に入らない絶版の本があるんだそうです。



わかる気がします。下手すると10年くらい動かしてないような雰囲気すら漂ってますしw東方書店の方は私も大学2,3年の頃お世話になってました。しかしわざわざ発音を変えて話すほど頻繁に話題に上るというのは凄いですね。



>あ、一緒に行かれた方は中国の地理の研究者のかたなんですかね?



片方が春秋戦国、片方が北朝時代の研究者です。バイシさんが『洛陽伽藍記』と指摘されているのを見て、「もしかして同時代の研究者だったりして」などと笑ってましたがw



まとまりのない内容になりましたが、これで失礼します。
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