コンビニで買い物する人

今となってはコンビニで買い物しない人などほとんどいないと思うが、実のところコンビニで主に買い物する人はよほど時間がないか「ブルジョワジー」(笑)ではないかと考えている。

他の店が閉まっている深夜ならともかく、私はスーパーなどが開いている時間帯はそちらで買い物している。なぜなら、定価より安く売っているからだ。しかも閉まる直前に行けば、半額セールなどもやっている。一方コンビニは、ことごとく定価だ。そのため、場合によっては２リットルペットボトル一本につき100円～130円の差がスーパーとコンビニとの間に生じることになる。この差は、とうてい無視できるものではないと思う。さらに、コンビニでは長持ちさせるために保存料が多く使われているという。何がどれくらい使われているかは詳しく知らないが(せいぜいナフタリン程度)、普通に置いていれば２日ぐらいしか持たないおにぎりやパンが、持ち帰って何日も保っているのはやはり異様だ。また、それがどこまで関係しているかわからないが、コンビニの品物はマズい。

ここまでデメリットが揃って、いったいなぜコンビニで色々買い込まなければならないというのか？そう思うから、私はスーパーやパン屋、100均に行く。そしてそういった部分に頓着しない人間がコンビニで買い物すると思うからこそ、そういった人たちが「よほど時間がない」とか「ブルジョワジー」だと考えるのである。


※定価より安いことにこだわるのは、よく古本や中古ゲームを渉猟するのと共通した心性に基づいているのかもしれない。