黒眼鏡着用的小公女購入

2006-08-05 19:31:38 | 本関係
サングラスをかけたる男がバーネットの『小公女』を買わんとしておる。
汝ら想像できるか、その時店員の胸に去来せし思いがいかなるものであったかを。


なーんてね。別に何とも思っちゃいねーよって話だw
久しぶりの遠出(?)だが、今日はえらい日差しが強いのでサングラスを着用。
そして不毛の街に向かう途中、『小公女』(新潮文庫版)が家の近くに売ってないことを思い出し、大きめの本屋に寄る。ここで見事改訂版の『小公女』をゲットした、というわけである。しかし、まだあまり読んでないんだが、けっこー訳が微妙な印象。平成16年改訂にしてこの訳はどうなのよと思う。まあ最終的に気にならなければいーんだけどさ…


ついでにアニメ版の話もしとこう。こちらはようやく見終わった。最後の方は、何つうかイベントがマンネリ化してて微妙な感じ。セーラはどんどん追いつめられてはいくのだが、はっきり言って描写がしつこくダブついているように思う(一言で言えば「ムダが多い」)。その上毎回要求内容が理不尽だったりするため、「あー、またか」といささかウンザリさせられる。「愛少女ポリアンナ物語」と『少女パレアナ』の関係から考えるに、おそらくこれは一つ一つのエピソードを膨らましたり新たにイベントを追加したことによる描写のダブつきなのだろう。ベッキーの帰省イベントなどをアクセントにしようとするなど努力の後は見られるんだが、このムダの多さはいかんともしがたい(そう考えてくると、そもそも少女小説一冊に46話もかけていること自体が間違いなのだろう)。


原作では、ムダのない構成になっていることを期待したい。

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