ドラクエⅢには「はんにゃのめん」という防具が存在し、混乱する代わりに防御力最強になるという代物であったが、秘密結社コンプティークが開発した「しぐれういのめん」も、どうやらそういう類の呪物であるらしい。
ただ、「呪い」は「まじない」とも読むように、その力は人を洗脳・発狂させる以外の使い方もでき、中には護符のように部屋飾りとする者もいるようである(民明書房『現代日本の民俗宗教』)。
ただ、驚くべきは、いや想像できたことではあるが、そこで大量発生したういゾンビたちの御霊を用い、ういオリジンがマリオ・デス・ワールドを始めたことだろう。
「ええじゃないか」もはだしで逃げる現代の奇祭を目の当たりにしてもなお、それを己の芸夢企画の依り代とするその豪胆さは、およそ量産型しぐれういの能くするところではないし、これこそが「大手事務所しぐれうい」を現出たらしめる根源事由であったことを我々が改めて理解する機会となった。
かかる状況を踏まえれば、第二、第三の秘密結社コンプティークが現われてういオリジンをさらに世へ周知し、よりいっそうの高みへと導いていくことは、もはやマニフェストディスティニーとすら言えるだろう。
以上。
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