と言っても、松尾ではない。
先日ウエッキー夫妻の紹介で会った人が「パン活」なるものをやっており(その日も吉田パンをお土産として買ってきたり)、俺が江古田に以前住んでいた話をしたら、パーラー江古田に一緒に行こうという流れになったのである。
しかし小生はと言うと、「パンと言えば外側は大体同じで中身が違うだけでしょ」というレベル1スライム以下の状態。「この世界には普通のパンと硬いフランスパンが存在するらしい」などと妄言を吐いてダメっぷりをネタにする方法はあるが、正直それは(失敗してしまった時に気まずくなりすぎないようにする)緊急避難でしかなくあまり誉められたやり方じゃないよね、というわけで下見もかねて突撃した次第。
そして今は江古田駅前・・・完全に迷いましたorzああ、わかっていたさ、俺の索敵能力がダッシュ時のロマサガレベルってことは!しかし、江古田駅前の巨大ゲーセンがつぶれてたのには驚いたぜ。あれほどわかりやすいランドマークもなかったのにな。こうしてノスタルジーに浸りながら駅周辺を三周くらい彷徨ったのち、ようやく目的地に到達。つか、スマホアプリを使ってもなおこの有り様って、我ながらよく北海道から生還できたな・・・
レジに何人か人が並んでいたのは事前調査の通り。立ち席ならすぐ案内できるとのことでそちらを選択。むしろ横を一人しか立ち席おらず横を気にしなくていいので、後で席進められたが立ってる方が気楽でいいや、と思った。
待ち時間中にせっかくだからパンについて調べてみることにした。
・・・しばらくお待ちください
・・・・・・もうしばらくお待ちください
やっべパン超おもしれ!(゜∀゜)なるほど俺が注文した湘南小麦のcompagneは英語のcountryにあたるわけね。だから「田舎風パン」の意味だと。つかパーニュって何ぞや??シャンパーニュがすぐに思い浮かぶが、他にもブルターニュとかブルゴーニュとかあるしな。ニュに何かあるんか?でじこか?猫耳か?などとちょっと悪ノリしつつも、改めて語尾って面白いなあと思う。英語のtive、ドイツ語のzen、ギリシア語のos、ラテン語のus、etcetc...フランス語のロタールがドイツ語でロートリンゲンになったりするしな。たしかーリンゲンはドイツ語で谷だったか。アルトリンゲン、ゾーリンゲン・・・ハングルのハムニダ、は語尾ってのとは違うかwまあそれはともかく、へぇ、ブールはボールのことなんだね。なにぃ、ブーランジェ、だと!?なるほどブーランジェ事件のあの名前は元々はパン職人から来ていたのか。これは興味深いな。
そんなことを考えているところに前菜として頼んだ八丈島のモツァレラチーズが運ばれてきました。チーズもうまいがトマト最高(・∀・)イイ!!次にカンパーニュによるチキンと舞茸のサンド。お味はというと・・・すごく・・・おいしいです。個人的にはもうちょいチキンに塩気がほしいが、まあある意味ヘルシーと言える。そして最後はグラッパ入りのエスプレッソ。まったりして結局二杯も飲んでしまいましたとさ。
合計金額2580円。なるほど、こういうアリストクラシーな店だから俺のレンジに入らなかったわけだ。ともあれ、これによって私はパンへ開眼した。今後色々探求してみたいと思う。
そもそもアングロ=サクソン系社会の料理のクソまずさはつとによく聞くところであるし、ラテン系と一体何が違うのか興味深いところではある。
まあヨーロッパの北と南で食材の違いとかもあるのかもしれんが、温暖なら良いかというと、それにしてはキューバとかもバリエーション少なくていい評判を聞いたことないんだよなw
それはともかく、熊本で美味いパン屋なんてあるの!?(失礼な発言)そりゃあぜひ訪問してみたいもんだね。そういうもんに興味を持つ前に上京しちまったんで、熊本のこと実は何も知らんなあと思う今日このころ。
俺もなぜか、最近ラーメン屋巡りをしているな(^^)
しかし・・・パンは焼きたてか否かで変わってくるからな・・・
なお、こっちで美味いパン屋を知っているので、帰ってきたら案内するよ(^^)