前回の記事で鬼灯わらべと天野ピカミィを紹介したが、第二弾はどういう順番にしようか・・・と迷った挙句、ホロライブ勢でいくことにしやした。
前の記事で書いたことを繰り返すと、ここで挙げられてないメンバーは「かわいくない」という意味ではなく、「かわいい」という言葉で自分がまず連想するのは誰か?的セレクション(※)なので悪しからず。
1.お嬢(百鬼あやめ)
というわけで、一人目はホロライブ二期生の百鬼あやめ(お嬢)。特徴としては、
1.ふにゃふにゃした喋りで
2.朗らかによく笑い
3.飄々としているようでありながら
4.思いやりのある発言をする
という感じ。
で、トップバッターにしといて言うのもなんだが、お嬢の「かわいさ」を説明するのは、鬼灯わらべや天野ピカミィと比べて難しいように思える。子供っぽい天真爛漫さは大いにあるが、明らかにそれだけでは説明できない優しさ・配慮・頭の回転の速さも持ち合わせているので、強いて言えば最もしっくりくるのは「愛嬌」という言葉だろうか(この独特の佇まい・空気感については、白金ノエルや角巻わためにも通ずるものがあり、「癒し」を重視している前者がお嬢を特に推しているというのも納得できる)。
さて、これは前回の記事でも書いたが、各ライバーには当然複雑な要素(陰影)を持っており、百鬼あやめも同様である(これは大空スバル=「陽キャ」的説明の問題点として、いずれ書くつもりでいる)。最近でこそ変化してきたものの、お嬢はそもそもコラボをあまりせず、結構長い休止期間もあった。また、断片的な情報ではあるが、ホロライブに入るまで一人で活動していた頃は孤独感を抱えて大変だったし、ホロライブに入ってからも軌道にのるまで苦労したことを本人自身が述べている。
ここについては、人に相談するのがあまり上手くない、というか身構えてしまう(自分で何とかしようとし過ぎる)面も関係しているようにも思われる。本人いわく結構厳しく育てられたという話なので、その辺も関係しているのかもしれない(ただし親を過度に恐れていたり嫌っていたりする様子はない)。
それは「ちゃんとした立ち居振る舞い」となって彼女が生徒会長を務めたことなどにつながっているのかもしれないが、一方で「真面目すぎる」ことにもつながり、考えすぎてしまう結果として、上手く話せなくなってしまうのではないだろうか。例えばワードウルフやAmong Usの動画などを見ると、状況や人の会話から情報を引き出す能力=頭の回転の速さは感じられるので、話題が思いつかないことはないと思うが、前掲の動画のように強い意志で発言を押し通す「ゲーム」の場合と違い、リアルでは「これは話してもいいんだろうか?」という懸念がそれを阻害してしまうのかもしれない(だとすれば、にじさんじのリゼと似た部分を持っていると言えそうだ。また、この距離感を図るのが絶妙に上手いライバーの一人が猫又おかゆで、彼女は「悪戯猫」的な評価をされることが多いが、初対面の文野環と会話するときの、「まず相手を肯定的に捉える発言をして、自分が敵でないことを示す」場面などは、彼女がどう距離感を縮める意識・工夫をしているのかの一端を垣間見ることができる)。
とまあ他のライバーの話も出しながら色々書いてみましたが、百鬼あやめは「この人がいるだけで場が和む、愛嬌に満ち溢れた最強の鬼っ子」という風には表現できるのではないかと思う。
・・・と一人分書いたところで、すでに結構な分量になってしもた・・・よってもう一人については、また別の機会に書くこととしたい。
※
例えば、ときのそらを始めとする0期生だったら、「かわいい」の前にまず「タフ」って言葉が連想される。これはおそらく、彼女たちがVtuber自体の認知度が低く、ホロライブも小さかった頃にこの業界に参入したことから、特にベンチャー精神・チャレンジャー精神が強く、冬の時代を知っているので多少のことではへこたれない(というよりそれがデフォルトとさえ思っている)、というところに背景があるのではないかと思う。
また、「かわいい」といえば先ごろ白上フブキが話題となったが、ここにリストアップしていないのは、自分の中で彼女は「ハイレベルなオールラウンダー」というイメージが強いからだ。つまり、ゲーム実況よし、雑談よし、歌枠よし、芸人ムーブしてよし、司会としても有能と隙がない(頭の回転が速く、危機察知能力なども高い)ことの方が印象に残っており、そんな白上フブキが割と普通に照れたりするから「かわいさ」が2倍に感じる、という構造ではないかと思う(これは大空スバルにも近いことが言える)。
まあ結論みんな「かわいい」んだけどね(・∀・)
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