福江島の南東、五島福江島空港のほど近くに鬼岳は存在していた。本土で見るような山脈という感じではなく、突如一か所だけ隆起している様子が何だか可愛らしく見える。
ゆるやかな舗装道路を上ると、駐車場からの景色はこのような感じ。18:30近くということもあり、さすがに車はほとんど止まっていなかったが、そのことで異界のような雰囲気が強まっているのはよいことだ。
階段を上ると、夕陽がきれいに見えた。
そして左に目を向けると、彼方へと続く道。もしこれが朝だったら、確実に歩みを進めていただろうが、さすがに一日の疲れと明日の長旅を考慮してここは自重することに。
周辺の景色を見やりながら、しばし腰を落ち着けてまったり。
まあとはいえ、真っ暗になるとさすがに1年ぶりの原付運転では心許ないため、せいぜい10~15分程度の夕景との逢瀬なのだが😭
ここでふと、Running Cloudsという曲を思い出す。
彼女の好む「ゆく川の流れは絶えずして・・・」のフレーズはこの世の無常を述べたものだが、400年の時を生きる蜘蛛の神にそこから去来するものは何だったろうか?そしてそもそも、この場所は何で鬼岳という名前なのか・・・?
といつものような取り留めない連想ゲームが始まりそうなところで最後に一枚写真を撮り、最後の目的地を後にした。
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