荒川放浪の際に紅葉がきれいだったので、ちょっと遠出してみることにした。で、いくつか候補はあったんだがあれこれ考えた結果一度も訪れたことのない奥多摩遠征に決定。
駅に到着すると、まず携帯の電池を節約できるように紙の地図をゲット。行程をその場で決め(いつものw)、バス停に並ぶと、すでにかなーり人が並んでいた(写真ではそうでもないが、この前のバスが満杯で入れず、次の便を待っている時に撮 . . . 本文を読む
拳銃で撃たれて普通に死ぬ怪人は弱いのか?重火器で武装した十数人相手に一人で戦い相討ちに終わる怪人は強いのか、それとも弱いのか?またシャドウムーンも(対怪人とはいえ)敗れる姿が何度か描かれ、圧倒的な強さを持った存在ではないことがうかがえる。
このように、幅こそあるものの、仮面ライダーBLACK SUNで描かれる怪人たちは、生身の人間単体よりは強そうだが、その強さはどうにも中途半端な . . . 本文を読む
次の毒書会のテーマがレヴィ=ストロース『野生の思考』を用いた人類学なので、ホモ・サピエンスがホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)などとの生存競争の中でどのように存続してきたのか、あるいは定住農耕の光と闇について扱った動画を紹介しておきたい。
ホモ・サピエンス、 . . . 本文を読む
仮面ライダーBLACK SUNが描いているものの1つが「内ゲバ」だと書いたが、その現実の参考例として社民党とその衰退の歴史を取り扱った動画を紹介しておこう。興味を持たれた方は参考文献も出しているのでそちらも見てみてくだされ。ちなみに動画はこの後も続くが、あんまし列挙してもあれかなと思うので、とりあえず二つだけにしときやす。 . . . 本文を読む
「ファスト教養」や「教養」について何度か書いてきたが、前者の生存戦略的特性と後者の趣味道楽的側面を端的に描いた動画があったので紹介しておきたい。「教養」とはその範囲の恣意性含め文化人のポジショントークに過ぎないのではないか?という認識をカリカチュアするとこういう老人になるだろう(なお、これまでの記事では触れていないが、「教養」の重要性を訴える人々は、本一冊に千円近くポンと金を出せる人 . . . 本文を読む
昨日は、「仮面ライダーBLACK SUN」の感想と、人間関係につきまとう煩わさを厭うなら、遅かれ早かれ技術の進展に伴い「bot>人間」という発想が多数派になっていくだろう、という二つの記事を書いた。その二つを橋渡しするなら、BLACK SUNの訴える力に限界を感じる部分として、結局人間関係から切り離された「無敵の人」(ローンウルフ)によるテロールが社会を実質的に動かしてしまっている、 . . . 本文を読む
こないだ仮面ライダーBLACK SUNを見るぜよと書いたので、とりあえず完走した感想をば。今回は基本ネタバレ回避方針でいきマウス。
まず端的に言うと、1:わかりやすい勧善懲悪では全くない2:カタルシスもない3:つまりわかりやすい答えは提示されないという特徴が挙げられる。よって、何らかの形で「スッキリする」ことを期待して見ると完全に肩透かしを食らうだろう。まあそもそも、この複雑・多 . . . 本文を読む
人間関係は疲弊するからとbotを主軸にすれば、人間としては「壊れている」が、生きることは容易になる。
一方、あくまで人間との関係性にこだわると、年を追うごとに難易度の上がるゲームを生きざるをえなくなる。というのも、不安ベースで動く社会では、さらに同調圧力が強く妬みで足は引っ張られ、ひどく失敗すれば自己責任とし . . . 本文を読む
「おもしろい」とか「豊かさだ」と思えないなら、ノイズ排除も同調圧力も必定だし、そんな多様性と全く逆行する抑圧的状況に嫌気がさして、「AI(bot)>人間」的発想が優位になっていくのは当然だろう。
そうなると、残る問題はせいぜい所属と承認の欲求をどのように満たすかである。 . . . 本文を読む