5月1日(木)
岡山で魚谷清兵衛と言う陶芸家が活躍している。
現代の魯山人のような作家で御自身で料理店を経営しており
店で使う食器を御自分で作っている御人である。
デパートの個展で何度かその作品に接する事が出来たが
中でも興味を引いたのは「経木備前」である。
踏鞴(たたら)で薄く延ばした陶土を「焼締め」で仕上げた器で
丁度馬鹿でかい「ポテトチップス」の様でベカベカとカールしている。
素朴で細工をしていない風合いが盛られる食べ物を引き立てる。
マスダ窯では設備装置の関係で魚屋清兵衛の様には行かぬが
アイデアだけ頂きミスターマスダ風「経木平皿」にチャレンジしてみた。
直径15センチの円平皿 踏鞴で陶土を5ミリの厚さまで延ばす。
陶土が乾ききらない内に白化粧土を上掛け、乾き方に斑がある為
経木の様に巧まざる「うねり」が円皿全体に現れている。
菓子盛り器には向いていると思う。
我が家のキュレータのミセスマスダが身贔屓もあり絶賛。
早速当時桜の季節だったので桜をモチーフにした和菓子を盛ってくれた。
中々見栄えがする。





その後 ミセスマスダが義姉と料亭で会食した際、
食事が終って雑談になった時その経木平皿を義姉にプレゼント。
隣でその話を見ていた料亭の女将が大変興味を持ち料理長の御主人に見せたそうだ。
料理長の御主人が是非譲って欲しいと云われたが義姉に5枚あげたし
家にも5枚しかない。
そこでミセスマスダ営業部長が経木平皿10枚と大皿2枚の注文を頂いてきた次第。
陶芸と言うのは「土の神様」「火の神様」の御機嫌次第と言う事もあり
素人陶芸家には10枚同じものを造るのは結構難しい。
現役時代は「納期・納期」と追いかけられたものだが
スローライフに入ってからも納期に追いかけられるとは思は無かった。
岡山で魚谷清兵衛と言う陶芸家が活躍している。
現代の魯山人のような作家で御自身で料理店を経営しており
店で使う食器を御自分で作っている御人である。
デパートの個展で何度かその作品に接する事が出来たが
中でも興味を引いたのは「経木備前」である。
踏鞴(たたら)で薄く延ばした陶土を「焼締め」で仕上げた器で
丁度馬鹿でかい「ポテトチップス」の様でベカベカとカールしている。
素朴で細工をしていない風合いが盛られる食べ物を引き立てる。
マスダ窯では設備装置の関係で魚屋清兵衛の様には行かぬが
アイデアだけ頂きミスターマスダ風「経木平皿」にチャレンジしてみた。
直径15センチの円平皿 踏鞴で陶土を5ミリの厚さまで延ばす。
陶土が乾ききらない内に白化粧土を上掛け、乾き方に斑がある為
経木の様に巧まざる「うねり」が円皿全体に現れている。
菓子盛り器には向いていると思う。
我が家のキュレータのミセスマスダが身贔屓もあり絶賛。
早速当時桜の季節だったので桜をモチーフにした和菓子を盛ってくれた。
中々見栄えがする。





その後 ミセスマスダが義姉と料亭で会食した際、
食事が終って雑談になった時その経木平皿を義姉にプレゼント。
隣でその話を見ていた料亭の女将が大変興味を持ち料理長の御主人に見せたそうだ。
料理長の御主人が是非譲って欲しいと云われたが義姉に5枚あげたし
家にも5枚しかない。
そこでミセスマスダ営業部長が経木平皿10枚と大皿2枚の注文を頂いてきた次第。
陶芸と言うのは「土の神様」「火の神様」の御機嫌次第と言う事もあり
素人陶芸家には10枚同じものを造るのは結構難しい。
現役時代は「納期・納期」と追いかけられたものだが
スローライフに入ってからも納期に追いかけられるとは思は無かった。