A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

再び白馬へ

2008年05月16日 10時09分58秒 | 家族行事
5月9日(金)

3連水車の次は「花ばんだ」フレンチレストラン。
ここ10年以上 白馬・八方尾根ではスキーをしていないので
この「花ばんだ」を訪れる機会は無かったが今回は是非ここでランチをしてみたい。

その店は安曇野・松川村にある。
インターネットで下調べしたが情報は無く不吉な予感がする。
国道沿いに見覚えのある店の建物が見えて来た。
どうもおかしい、予感的中建物は昔のままの様だが
看板が建築材料店となっている。
何事にも極めるのが信条のミセスマスダが店の人に事情を聞きに行く。
8年前に「花ばんだ」を閉めたそうで今はどうしているか判らないそうだ。

オリンピック道路も出来たしもうこの国道をスキーヤー達は使わないのだろう、
寂れてしまったのだろう。
しょうがない どこかでランチを取らなければ。

白馬に向けて走る事 20分。感じの良さそうなレストランを発見。
気が付かなかったが昔からやっている店で「花の木」。



内部は女主人の手作りになるドライフラワーのリースと
近隣の陶芸作家の作品 備前風の[焼き締め]の陶器で飾られている。

リースは売り物ではないが殆どプロの作品と云えるだろう。
女主人がが店に飾ってあるりースの一つを御親切にも
ミセスマスダにプレゼントしてくれた。大感激!



「花ばんだ」は無くなったが「花の木」を見つけたので
こちらに来たらここに寄る楽しみが出来た。
店を出る時 入れ替わりにお客が三人入って来た。
地元に根付いたレストランなのかもしれない。

ランチの後 一路白馬「三矢小屋」へ。
白馬三山が今日は良く見える。





「三矢小屋」を見回ったあと お隣のグレイクに挨拶。
雑談に花が咲く。
カナダ人のグレイクなのでバンクーバーの話になる。

世界一周クルーズの船内で知り合ったバンクーバー出身で、
ミセスマスダが108日の船旅の間、
大層、親しくお付き合いした女性のことに話が及ぶと
「俺の友達もその時期世界一周をしている」
「それはオードリーではないか?」
「俺の高校の3年後輩だ」。
オードリーの事で また話に花が咲く。

我々の海外での唯一のカナダ人の知り合いが
国内で唯一の知り合いとなった「三矢小屋」の隣人のカナダ人の知り合いとは。
世間は狭いと言うか サッチ・ア・スモール・ワールド 驚きである。

白馬村はGWが終わりここ3~4日お休み。
ゴンドラも運休。
スキーシーズンの跡片付け中。

今朝出発が早かったので白骨温泉で早め目に休養しよう。
新島々から冬季の通行禁止が解除された物凄い山道300号線
を抜けると「目的地周辺」。

白馬から白骨温泉グランドホテルまで4時間のドライブであった。









3連水車

2008年05月16日 09時05分26秒 | 家族行事
5月9日(金)

わさび農園の見学後 隣接した小川のラフティングを楽しむ事になった。
グラスボトムのゴムボートに6人 パドルを手に救命胴衣を着込んで乗船。
一同イチニ・イチニの掛け声のパドル捌き、ボートは上流に。
柳の綿毛がチラチラと我々のボートに降り注ぐ。

20分ほど漕ぎ登った所でパドル漕ぎは終わり。
ここからは川の流れに任せたドリフティング、
透明度の高い水を透して水中花をもった川藻が綺麗に見れる。
川岸には菖蒲が群生している。
ゴムボートは新緑の緑のトンネルノ中を流れに身を任せて
ゆったり流れてゆく。カメラタイムだ。




行く手に本日のお目当て「3連水車」が見えて来た。
昔から有った物かと思っていたが聞くところによると、平成元年、
黒澤明が映画「夢」の撮影の際 農村の原風景を再現する為に
作ったセットをそのまま保存してあるのだそうだ。





小屋の中に石臼こそ無いが、しかし建物・水車そのものは本物。





前回わさび農園を訪れた時にはこの3連水車は
このように観光客に向け公開されていなかった。
10年ほど前に公開され、安曇野観光の目玉となっている。
映画のセットで昔からあった本物ではないけれど
「本物らしく見える農村の原風景」を楽しんだ気分で何とも複雑な気持ち。