あまり人の入らない棚田跡にガマとヒメガマが共存していました。黒い太いのがガマ、細い黄色っぽいのがヒメガマ。2種を並べて観察するとその違いがよく分かりますね。単独で見分ける場合は、雄花(上部:もう落ちて棒状になっています)と雌花(下部:脹らんでいる部分)のつなぎ目が離れていればヒメガマ、くっついていればガマと判断できます。
ホタルブクロにホタルを入れてみたことはありますか?そういう私も過去に1回あった程度で、両者が揃って手元にないと出来ません。今年はホタルの観察に出向いた日はあいにくの大粒の雨で舞うホタルは予定の1/5程度でした。それでも20~30匹のゲンジボタルとそれよりやや多いヘイケボタルを見ました。近くに開花中のホタルブクロがありませんでした。もうホタルの季節は終わりですが、ホタルブクロのほうは健在で次々に花が出てきます。
ホタルブクロの花を覗くと奥に雄しべが5本あります。おそらく蜜腺が奥にあってマルハナバチなどが来るようになっているのでしょう。雌しべは花筒の縁辺りまで伸びていて入り込んできたマルハナバチなどにまず接触して付着している花粉を受け取る仕組みのようです。
ホタルブクロの花を覗くと奥に雄しべが5本あります。おそらく蜜腺が奥にあってマルハナバチなどが来るようになっているのでしょう。雌しべは花筒の縁辺りまで伸びていて入り込んできたマルハナバチなどにまず接触して付着している花粉を受け取る仕組みのようです。