イトトンボはまだ都会にも見られるのでしょうか。その中で普通に見られるのがこのキイトトンボとアオイトトンボでしょうか。小さいですがなかなか綺麗で可愛いものです。イトトンボのヤゴがまた変わった形をしていますから、水辺の生き物探しなどのイベントで子供たちに教えてやると興味深く聞いてくれます。黄色いイトトンボはこの趣旨か居ませんから覚えるのは簡単。水辺の周辺の草むらや畑などにも見られるものです。
よくアカトンボと間違われるものです。色は真っ赤で秋のアカトンボ以上です。このころはアカトンボは里には居なくて(居る種もありますが赤くありません)、多くは高山に居ます。ショウジョウトンボの「ショウジョウ」は「猩猩」で架空の真っ赤な動物を意味し歌舞伎でも舞われる存在です。水辺が好きで開放水面の上に出た草木の先端に止まって自らの縄張りを守っています。トンボの世界も奥が広くてなかなか難しいのですが、里山フィールドミュージアムには多種多様なトンボが居ます。