若芽やつぼみの中に折りたたまれている葉や花の仕組みも興味深いものがあります。多くは渦状に折りたたまれているように見えますが、一見不規則な形に見えるものもあります。完成形で折りたたまれているわけではなく、いわば葉や花の原基の状態が少し進んだ状態で止まっているように見えます。その後、形態形成において細胞の分裂する方向に規則性があるのでしょう、意図された形態が作られていきます。いずれにせよ微小な世界にある造詣の美しさに見入ってしまいます。
これはシダ植物のマルハチの幼い葉の渦巻き構造です。大きな渦の中に小さな渦があり、その小さな渦の中にさらに小さな渦がある・・・。フラクタル構造というのがあります。どんな意微小な世界でも元の形と同じ構造になっているという相似性の造詣です。生物の起源にも関連づけられる理論の一つだそうですが、興味深い話です。そして、美しい構造です。
これはシダ植物のマルハチの幼い葉の渦巻き構造です。大きな渦の中に小さな渦があり、その小さな渦の中にさらに小さな渦がある・・・。フラクタル構造というのがあります。どんな意微小な世界でも元の形と同じ構造になっているという相似性の造詣です。生物の起源にも関連づけられる理論の一つだそうですが、興味深い話です。そして、美しい構造です。