森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アカメガシワ樹形

2013年04月01日 | 自然観察日記
落葉期の樹木を特定するのにはちょっとした知識が必要です。というより観察する回数さえ増やせば自ずとわかるものですが、花をよく知っていても葉や幹、樹肌や樹形を見ていないので判断できない場合が多いものです。
これはアカメガシワの落葉期の姿です。10mほどの高木が比較的たくさんありました。県内低山地帯ならどこにでもある樹種ですから葉が出れば誰でもわかります。目出しの赤いビロード様の葉が美しいですね。

アカメガシワ 樹肌

2013年04月01日 | 自然観察日記
雪が消えて里山で自由な活動ができるようになればブログに乗せる話題はたくさん出てくるのですが、今は端境期。マイナーな話題で少々退屈かもしれませんね。
アカメガシワの樹肌です。高木は樹肌で区別できるようにならないとプロにはなれません。なにせ花や葉は高い位置に付くものですから手に取って調べるなどということができないことが多くあります。難しそうですが、これも慣れで回数をこなせばそのうち見えてきます。