森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

テングチョウ

2013年04月22日 | 自然観察日記
早春に舞う蝶は蛹から羽化するものばかりでなく冬を成虫で過ごしたものが多くいます。おもにタテハチョウの仲間でアカタテハやルリタテハなどがその例ですが、テングチョウもその一種です。目の前を横切るスピードは速くとても目で追えないくらいなのですが、案外近場の路面などに急停止します。そういうときがカメラチャンスですね。とはいっても接近するのは難しく、高級な一眼レフカメラでないといい写真は難しいのですがデジカメを最大倍率で撮ってみました。何とか、頭が尖っているのがわかります。もちろん翅の文様がテングタテハ独特の文様ですから頭部の特徴がなくても判別できます。

サワガニ

2013年04月22日 | 自然観察日記
道路わきの湿った落ち葉の上にもぞもぞと動くカニを見つけました。気温が低いせいか動きが鈍く甲羅を触っても反応が鈍かったですね。まだ出てくるのが早かったようです。こういうサワガニがそれなりに車が行きかう民家近くの道路沿いに出てくるあたりが、まだまだ自然が豊かなのだと安堵した一コマです。