早春の様子は常緑性の草本や低木が目につきやすいですね。ナガバジャノヒゲの大株がありました。周辺にいくらか点在はしていたものの、グランドカバーになっているようなジャノヒゲのようではありません。この季節だから我が物顔で生育していますが、やがて周囲から芽を出す草との競争でその草陰に隠れるようにじっとこの季節まで耐えるんでしょうね。なんとなくいとおしい気さえします。
葉をかき分けるときれいな蒼い球が出てきました。これを見るだけで今日は癒されたきぶんです。でも、この色は何のためにあるのでしょうね。蜜に繁った葉の中にあっては誰も気づいてはくれません。鳥などにアピールするものではないようです。結構大き目な種子ですから、たとえばトカゲなどの小動物に食べてもらう・・・?これも無理がありそうな話です。考えてみると不思議な存在です。