柏崎の谷根(たんね)に出向きました。まだ残雪がちらほらあって早春の色濃い日。海岸に近いところはさすがに青々として様々な草木が葉を展開させてきました。足元にあったのがオククルマムグラ。「オク」とついてはいますがクルマムグラよりは里に近い場所で見かけます。新潟が特にそうなのでしょうか?整った車状に出た6枚の葉、ややふくらみのある形が特徴です。
先端の中央部が白くなっていましたから花が出てきたのかと思い込んでカメラに収めましたが、なんとなくおかしいのでルーペで見るとなんと新葉が内側に巻き込んでいて外側が白く光っているためと判明。老眼がきているので細かなものが見え辛くて難渋することがしばしばありますが、今回も「歳はとりたくないなぁ・・・」とつくづく思ったものでした。それにしても紛らわしい状態のものを作ったものですね。