「金鳳花」。金色に輝く花は個人的には好きな野草ですが、あまり周囲の人の評価は高くありません。高山種なら目の色を変えそうな人も反応はいまいちです。ウマノアシガタなどという別名も災いしているのでしょうか。しかし、これをせっせと増やして花修景を作ればきっと見直してくれると思っています。
キンポウゲ科の名前にも使われているキンポウゲの花。小粒ながらも素敵な花です。農道などにごく普通にあるのもいいですね。花弁は5数性で雄しべ雌しべは多数あります。実の形状がそれぞれ独特な科ですが、このキンポウゲは小さな金平糖様です(いわゆる金平糖の実を付けるのはキツネのボタン)。有毒植物ですから牧場などでは馬や牛は食べませんから大群落になっているところもあります。