森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

カラマツソウ

2014年09月01日 | 自然観察日記
月山にはカラマツソウも自生しています。葉が3回ほどの羽状複葉でモミジカラマツとの違いは一目瞭然。高山に来るとよく見かけますがモミジカラマツ世のように低海抜地域では見ません。別種のカラマツソウ属は何種かありますが・・。朝露に濡れた花はあまり美しいとはいえず日が高くなるのを待つ必要があります。

カラマツソウの花

2014年09月01日 | 自然観察日記
登るにつれ次第に日も高くなってきたせいか花が開いた状態のものもみつかるようになりました。がくや花弁を持たないので雄しべの花糸が幅広になって花弁の代わりをしています。数も多くありますから遠目でも存在感はあります。花弁があったり無かったり花糸が数本しかないものや多数あるもの。それが花弁の働きをしているもの・・・。植物の多様性には驚きがいっぱいです。なぜこうなったのでしょうか?