森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミヤマリンドウ

2014年09月24日 | 自然観察日記
高山の湿原に小さいけれど宝石のように青く輝く花がミヤマリンドウでしょうか。見過ごしてしまいそうな存在ではあるけれど草原に散りばめられた青い花はまるで夜空の星のようです。個人的にはこの景観がとても好きで心を惹かれます。同行者がいなければもう少し時間をかけてこの景観を楽しみ味わうのですが、とりあえずカメラに収めることにしました。しかし、決して目にした感動をそのままカメラには収まらない花ですね。現地へ行って実際に観る以外には方法がありません。

ミヤマリンドウの花

2014年09月24日 | 自然観察日記
よく間違えるのにタテヤマリンドウがあります。花といい環境といいよく似ています。慣れれば問題がないのですがそれまでがなかなか難しいですね。花をよく見ると黒い斑点のようなものがミヤマリンドウにはありませんがタテヤマリンドウにはたくさんあります。ざっくり言えば「ごま塩」状態がタテヤマリンドウです。

ミヤマリンドウの葉

2014年09月24日 | 自然観察日記
花より葉の方がわかりがよいかもしれません。根元が見えればロゼット葉があるかないか。あればタテヤマリンドウです。それ以上に分かりやすいのが。葉の開出です。茎にペタッとくっついていればタテヤマリンドウで茎から離れ反り返っているのがミヤマリンドウですね。