長めの白い花穂をで花を咲かせているのはシロバナトウチソウです。弥陀ヶ原の湿地に少し遅めの花なのでしょうか、少しくすんで咲いていました。個体数もそれほど多いわけでもなくこの花を愛でるにはややタイミングを逃した感じです。
この花には若い頃の思い出がついていて、ちょっと特別の思いがある花です。それは、まだ植物にはそれほど思い入れをしていなかった学生時代のこと、一人旅で知床まで行った時のことです。当時は「カニ族」といわれていたいでたちで半島を横断しました。羅臼岳の登り羅臼平に向かう夕暮れ、急な草付にはこれと似た白いトウチソウがびっしり咲いていました。雨模様でした。疲れもピークで何とか羅臼平で幕営し一晩過ごした翌朝、打って変った晴天の中再びトウチソウを見たときは大きな感動を思えたものです。最果ての地で一人至福の時間を与えてくれた花でした。しかし、あれ以来白いトウチソウで感動する場面がないのが残念ですね。(当時見たものはタカネトウチソウだったかもしれません。)
この花には若い頃の思い出がついていて、ちょっと特別の思いがある花です。それは、まだ植物にはそれほど思い入れをしていなかった学生時代のこと、一人旅で知床まで行った時のことです。当時は「カニ族」といわれていたいでたちで半島を横断しました。羅臼岳の登り羅臼平に向かう夕暮れ、急な草付にはこれと似た白いトウチソウがびっしり咲いていました。雨模様でした。疲れもピークで何とか羅臼平で幕営し一晩過ごした翌朝、打って変った晴天の中再びトウチソウを見たときは大きな感動を思えたものです。最果ての地で一人至福の時間を与えてくれた花でした。しかし、あれ以来白いトウチソウで感動する場面がないのが残念ですね。(当時見たものはタカネトウチソウだったかもしれません。)