ウスノキ(カクミノスノキ)もありました。どちらかというと低山帯で見る機会が多い種という印象ですが、ここ栂池では2000mの亜高山地帯にもかかわらず見られます。個体数は多い印象ではありません。オオバスノキ(スノキ)とどこが違うのか突っ込まれそうですが、花に陵がはっきり出ていますし、がくの形も尖り気味。秋に赤い実が熟せば明瞭なのですが、花の段階では紛らわしいことは確かです。
一応葉の写真を載せておきます。スノキと並べて比較すればその違いも浮き彫りになるのですが・・・。
カクミノスノキの赤い実は美しく結構美味しい実。たくさんあれば積んでジャムにでもと考えてはいるものの、たわわに実っている個体を見たことがありません。1mくらいの灌木で、私がよく見かけるのは里山と言われる範囲ですから、度重なる下草刈りなどで成熟しない個体が多いのでしょう。いつもパラパラと赤い実をつける個体ばかりです。種子の生産量が少なくとも個体数をそれほど減らさない性質でも持ち合わせているようです。
カクミノスノキの赤い実は美しく結構美味しい実。たくさんあれば積んでジャムにでもと考えてはいるものの、たわわに実っている個体を見たことがありません。1mくらいの灌木で、私がよく見かけるのは里山と言われる範囲ですから、度重なる下草刈りなどで成熟しない個体が多いのでしょう。いつもパラパラと赤い実をつける個体ばかりです。種子の生産量が少なくとも個体数をそれほど減らさない性質でも持ち合わせているようです。