カンボクは湿地に近い場所に見られるという思いがあるのですが、あまりそれらしくない場所に花をつけている個体を見つけました。ムシカリなどスイカズラ科の仲間で葉が切れ込む形になる特徴があります。花期がこの仲間にしてはワンテンポ遅く、6月下旬でも花が見られるというわけです。北方系の種の様で高原の水気のおい場所に見られます。
この写真では分かりにくいのですが、ヤブデマリのように周辺に装飾花、中央部には両性花が配置されていて一つの花序は直径15cm位にはなります。高木にはなりませんが、この花がいっぱいつくとなかなか見ごたえのある美しい樹になります。