牧場脇にある登山道の岩場にシラタマノキの小さな群落がありました。花の季節はまだ先でつぼみがたくさんついている状態です。別名シロモノ、アカモノ(別名イワハゼ)に対比された言い方で丸い白い実が特徴です。この実(葉や茎も)、つぶしてみるとサロメチールの香りがしますから、うかつに口に入れて食べようものならかなり困った状態になります。
レンゲツツジに囲まれてシモツケがありました。こちらもつぼみの段階で花はまだ先。山地の岩場などに自生する種とのこと。公園木ですから街中ではしばしばみているのですが、自然界で見るのは初めての経験です。これはそれなりに感激もの。レンゲツツジが終わった後はこのシモツケが辺りを賑わわせてくれるのでしょうか。