ツルシキミ 2018年11月04日 | 自然観察日記 日本海側のブナ林の林床を特徴づける一つのツルシキミが見られました。常緑の低木で赤い実は冬を越して来春まで見られます。同じ雰囲気でブナ林に自生する種にヒメモチがあります。花の咲く位置が異なるため赤い実がどの位置にあるかで区別するのが便利です。ツルシキミはミカン科です。ミカン科であまり有毒植物がないのですが、何故か有毒植物。ちなみにヒメモチはモチノキ科。
ツルシキミの実 2018年11月04日 | 自然観察日記 ツルシキミの実もとても美しく見えました。つい口に含みたい気もしますがこれが有毒ということですから気を付けなくてはいけません。アルカロイドの一種が含まれているのだそうです。
ツルシキミのつぼみ 2018年11月04日 | 自然観察日記 ツルシキミは来年の花の準備をすでにしていました。赤い実が実っている隣の株は頂につぼみがありました。あまり見ることのないショットでなかなかのスクープです。