森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

オオキヌハダトマヤタケ

2018年11月11日 | きのこ・菌類
ムスカリンを含む有毒なキノコです。ベニテングダケの100倍もの濃度があるともいわれる猛毒なキノコ。決して口にしようとは思わないことです。普通に発生するとは言われますがなかなか実物を確認することができませんでしたがようやく念願が果たせました。頂部が突起している形態や繊維質の表面も大きな特徴です。

オオキヌハダトマヤタケの裏面

2018年11月11日 | きのこ・菌類
やや老菌ですがひだはやや密の状態。「トマ(苫)」はスゲやアシのこと。「トマヤ(苫屋)」は苫で屋根を葺ふいた、粗末な家をさすらしくキノコの風貌がそう見えたのでしょう。

カワリハツ(紫色タイプ)

2018年11月11日 | きのこ・菌類
これはエコミュージアムで観たものですがカワリハツの紫色のタイプと判断しました。赤系や緑系のタイプもある変わった性質を持つキノコです。そんなことからカワリハツという名前がついたのでしょう。ひだは白く緻密です。