面白い造形に出会いました。ほぼ落葉したヒロハツリバナですがまだ果実の果皮が残っていて実にユニークな姿を見せてくれました。
ツリバナは５数性で果実は５稜がありますが、ヒロハツリバナは４数性で果実は４稜です。まだ種子が残っていそうですが、ほとんどの果実は種子は落ちていました。
種子をぶら下げていた果皮がまだ色をもってぶら下がっていました。以前テレビの映像で深海にすむコウモリダコを見ましたが、この姿を見て何故かそれを思い出しました。
ツリバナノ仲間の越冬芽はとても鋭く長い形態をしています。低地で観たツリバナは緑色だったはずですがこのヒロハツリバナは暗赤色。この色彩の意味も謎です。