キツネノボタン 2018年11月14日 | 自然観察日記 季節外れの花をもう一種。キツネノボタンです。植物のあるものは生育期に刈り払いなどの作用を受けたときに再生して再び花をつけ実を結ぼうとします。開花結実する本来の季節からかなりタイムラグがありますが、とにかく子孫を残そうとする生命力にあふれた反応です。寒くならないうちに完結できれば次の世代につながります。里山に見られる草本にこういう性質を持つものが多くありますが、奥山の植物にはこういう能力はあまりないと思います。
キツネノボタンの葉 2018年11月14日 | 自然観察日記 三出複葉が基本です。山菜のセリに間違えやすいとの指摘もあります。比較的湿った場所に生えることから気を付ける必要がありそうです。かなりの有毒植物です。