ミヤマカワラハンノキ

新潟ではしばしば出会う種でも地域によっては貴重な種になっているものが沢山あると思いますが、このミヤマカワラハンノキもその可能性がある種です。福井県以北の主に日本海側青森県あたりまでに見られる種のようです。カワラハンノキが太平洋側に見られ西日本にも生育しているのですがこの種の多雪地域に適応した種と捉えられます。

ミヤマカワラハンノキの雄花序

カワラハンノキとミヤマカワラハンノキの簡単な見分け方の一つが雄花序の様子です。立っているのがミヤマカワラハンノキで垂れ下がっているのがカワラハンノキです。

ミヤマカワラハンノキの葉

葉はカワラハンノキに比べ一回り大きいようです。

ミヤマカワラハンノキの樹形

10ｍくらいまでは生育する亜高木です。単独で生育していた個体が取手川沿いの岸壁に見られました。