アキグミ

明るい河原や山野の荒れ地に見られる落葉低木です。海岸に生えているアキグミ（マルバアキグミ）と近縁ですが、この種は内陸に見られるようです。

アキグミの花

よく見るとおびただしい花がついていますが、周囲に紛れているせいかあまり目立ちません。開花直後の花は白く次第に黄色く変化してきます。スイカズラ（キンギンボク）のような花色の変化があるようです。

アキグミの葉

長い楕円形をしています。

アキグミの葉の表側 拡大

グミの葉には裏表ともに毛や鱗状毛がありますが、これが大きな特徴になっています。アキグミの表側には星状毛のように見えますが中央部に広がりがあるそうでこれも鱗状毛とされます。

アキグミの葉裏 拡大

葉裏の鱗状毛は銀色に輝くまさにうろこ状のもの。

アキグミの若い枝

若い枝にも鱗状毛もが見られますが、色は褐色です。