森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

オキナグサ

2021年06月18日 | 自然観察日記

明るい草原にオキナグサが見られました。純粋な野生種なら大いに感激するのですが、おそらく以前この当たりに植栽された物が逸出して生き延びているという風情です。もちろん自生種がいても不思議ではない場所ですが、かつてここに栄村の植物を集めようとされた方がいるものですからいくら荒れていてもそういうものが残存している可能性は排除できません。しかし、オキナグサが生活するにはそれほど問題があるわけではありません。しいて言えば、時々は人の手が入りこの草原を維持できるようになっていてほしいと思うのです。遷移が進み森林化するとオキナグサは生活できなくなることでしょう。


オキナグサの花

2021年06月18日 | 自然観察日記

オキナグサはかなり地味な花だと思うのですが意外に山野草としては人気です。生育環境が激変しているため各地で絶滅危惧種になっていますから、そういう意味でも人気が高いのでしょう。すでに往時の暗赤色の色彩は少なくなっていますが毛の多い風変わりな花の特徴は残っています。花弁に見えるのはがくになります。