先月あまり時間のない中立ち寄ったところの植栽花壇に見慣れない花というより、とても懐かしい葉を見つけてカメラに収めました。ギンバイソウというアジサイ科の多年草ですが、学生のころ静岡県の県境に梅ヶ島温泉という場所がありますがその奥に続く峠道で見た記憶があるのです。あまり植物の知識もなく観るべきところも定まっていないような未熟な時代でしたがなぜかこのギンバイソウの印象は消えずに残っています。
実は花を見たのは初めてで学生の頃に出会ったときは小さなつぼみがあったような時期ではなかったかと思います。花壇に植栽されていましたから外国産の園芸的に導入された植物なのかと少し疑ったのですが、この葉の特徴は記憶にあるギンバイソウですから帰宅していろいろ調べる中で確信を持った次第です。花を知りませんでしたからアジサイ科の種でありながらこんな花が咲くのかという驚きの方が大きいものでした。花だけ見ていレンゲショウマが重なってしまいました。