どこにでも見られるイタドリですがこの種も場所場所で見える顔が違っていて変異の多い種だなぁとつくづく思いました。八ヶ岳山麓でみたイタドリはとにかく赤いという印象です。新潟県内ではほとんど見ません。ただ、福島や長野の八方尾根などの高山帯に行くと草丈の低い赤いイタドリが見られベニイタドリとかメイゲツソウなどともいわれます。高茎性で山地性の種についても同じ名前で呼んでも良いとは思いますが、ここではイタドリにしておきます。
雌株の葉に赤みを帯びた葉が目立ちました。八ヶ岳山麓は海抜1000mを超す高所です。また晴れの日が多い場所のような気がしますから紫外線に対応した適応でこのような個体が多く見られるのだろうかと類推しています。