雑木林に絵にかいたようなキノコが見られました。タマゴタケです。美しいの一言。しばし見入ってしまいました。赤いキノコは毒といいますがこのキノコは食べられるキノコのです。かつて、会津駒ケ岳に登った時に出会ったタマゴタケを採集し昼食にラーメンを作った折に入れて食べたことがあります。もっと違った料理にすれば印象も変わったのでしょうが、B級品の印象でした。その後、タマゴタケにも2種あり茎の太い種と細い種があり美味しいのは太い方なのだとか。いまだ、太い茎のタマゴタケには出会っていませんからその味を体験することができていません。
テングタケです。こちらは毒キノコという扱いです。しかし、イボテン酸というアミノ酸を含むそうで、これはグルタミン酸の10倍もうま味として人は感知するそう。ただ、このイボテン酸が人には有害なのだそうです。くれぐれも食べないようにしましょう。
ツガの樹ではなくアカマツに出ていました。針葉樹の枯れ木に発生する普通ツガサルノコシカケ科として分類する硬質の菌です。食べる食べないは論外で木材腐朽菌としての働きを持つ菌ということを理解しておきましょう。黒いシミのようなものが出るのがこの種の一つの特徴でしょうか。