1年前からの決め事で親族の婚姻を八ヶ岳の麓の北斗市で行いました。不本意ながらのごく少人数での式にならざるを得ず寂しいものになりました。それはそうと、めったにない機会ですから式後周辺の八ヶ岳山麓の一部を歩いてみました。
北斗市のこの当たりの海抜は1300mくらいあるようですからかなりの高所になります。海抜もそうですが地域的にも新潟とは離れたところで出会う植物はどんなものがあるのか興味津々な散策です。周囲は高木の育つ森林が広がっていますが昔から人々が利用してきた場所で植林地と雑木の二次林です。概して森の中は暗くあまり植生は豊かではありません。そんな中、花はもう後半ですがホトトギスの仲間が見られました。コナラなどの雑木の林床です。新潟や隣県の群馬などではヤマジノホトトギスをみていますがそれと同じもののように見えましたが調べてみると別種のヤマホトトギスのようです。