山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

林縁に「ツチアケビ」が

2013-06-24 18:53:36 | 植物
 となりの山の集落の師匠から「うちの林にツチアケビらしきものがあるよ」と電話があった。
 さっそく見に行く。
 以前は「ナンバンギセル」を見せてくれた。

                     
 歩道からすぐの所に「ツチアケビ」(ラン科)を確かに発見。
 葉がないがナラタケ菌と共生して養分をもらっているらしい。
 まわりを見るとシイタケ栽培でコナラのほだ木が数百本並んでいる。
 秋になってアケビのようなソーセージのようなグロテスクな姿が見られる。

   
                             
 ついでに、林のまわりを見てみる。
 神社の隣に「オカトラノオ」の壮観な群落があった。
 
                 
 その近くに「ムラサキニガナ」(キク科)が咲いていた。
 花は小さくて目立たないが茎の背が1m以上もある。
 ふつうの図鑑になかなか載っていなかったが、やっとたどりついた。
地域によってはこれも貴重な植物のようだ。

 杉の人工林に凌駕されたこの過疎地でも、その林縁には、貴重な植物や昆虫がなんとか点在している。
 オイラのブログもそれらに貢献できればと願っている。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする