山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

キュウリを植えるのもプロセスがある

2013-06-06 22:11:37 | 農作業・野菜
 つい先日、種からやっと育てたキュウリの苗を植える。
 植えるのは10分もあればできる。
 問題はウリハムシから葉をいかに守るかだ。
 
 もちろん農薬は使わない。
 また市販の農業資材ではできそうもないようだ。
 資金もないのでやっぱり竹で柵を作ることにする。

                          
 竹を確保するには次の流れがある。
 雑草がびっしりはえているので、草刈機で竹がある所まで道を確保する。
 ノコギリで根元から竹を切る。

 道草山から庭まで竹を運ぶ。
 じっとりした汗をぬぐいながら、ヤマビルに注意する。
 ナタで枝をはらう。
 枝はあとで焚き火で燃やし、肥料にする。
 竹を大まかな寸法で切る。

 ここでやっと、キュウリを植え込む。
 黒マルチはやってあったのでさっさと植える。

        
 竹を畑に持ち込み、杭を打つ。
 竹と竹をヒモで結びながら枠を作る。
 ここでホッとしてコーヒーを飲む。

 休み時間が長くなりそうなのであわてて防虫網をかける。
 長い鉄棒をもってきて防虫網の抑えに使う。
 最後に水を苗にかける。

 こうして、キュウリを植え込むのに一日かかってしまう。
 何かをなすには、こうした手順をクリアしていかなければならない。
 この途中で、想定外のことがおきることもしばしばある。
 農的生活はさらに天候や生育や共同作業のことも配慮する。
 
 こうして人間は進化の過程で他者との心・配慮を獲得していったという。
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