山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ジャガイモを掘り出してみる

2013-06-05 21:15:42 | 農作業・野菜
 ジャガイモの花もそろそろ終わる頃になり、収穫の期待が出てきた。
 まずは様子見と、キタアカリの2株ほどを試し掘り。
 そこそこできているが、まだ小さいのがわかった。

                  
 キタアカリは病気や連作にやや弱い気がする。
 いまのところはその心配はなさそうだ。
 さっそく茹でて試食といく。

     
 味はまだ納得の域ではないが、これからの様子で。
 今月中旬あたりが収穫時期になりそうだ。
 その頃の茎はやや横に倒れていく。

 ジャガイモの原産地は中南米。
 スペインがペルー征服の土産としてヨーロッパへ持ち帰ったもの。
 それがヨーロッパの食卓革命を起こし、白人の命を潤した。
 格差と貧困にあえぐ南米諸国。
 この植民地主義の後遺症はいまだ続いている。

 先日横浜で行われた日本主導の「アフリカ開発会議」は気にくわない。
 「開発」という言葉に新植民地主義の臭いがプンプンする。

 アフリカを「市場」としてしかとらえない傲慢さが拭えない。
 アジアの盟主だった近代日本はまた、同じ過ちを繰り返すのか。
 歴史を学ばない日本は、経済的に豊かになっても、魂はますます貧しくなるしかない。

 アラビアにはイギリスのロレンスがいたが、日本にはいないのか。   
コメント
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